
防災・防犯・医療の体制を強化し、「生命と財産」を
守ります。

国や埼玉県と強固に連携し、治水対策を
推進します。
中川、綾瀬川、元荒川、新方川等の越水・氾濫による浸水被害を軽減するため、河川管理者である国や埼玉県と協力し、河川・下水道・雨水貯留施設の連携を強化します。新たな調整池や地下貯留設整備、田んぼダムの活用に取り組みます。
災害時のレジリエンス(回復力)を強化
します。
災害時に少しでも早く避難所で安心した生活を取り戻せるよう、避難所の見直しを進め、指定体育館へのエアコンの優先設置や、非常用電源・蓄電池、通信手段(スターリンク等)の配備を強化します。また、地域の特性に応じて民間事業者と災害協定を締結し、被災時の初動対応力を強化します。
安心して暮らせる環境を守るための防犯
対策を推進します。
治安の悪化を止めるため、市内13地区に地域の防犯拠点として「安心安全ステーション」を設置するほか、スマート道路灯の積極的な設置、市街化調整区域内の違法ヤード・不法投棄対策を強化、警察官OBの雇用による埼玉県警との連携を強化に取り組みます。
市立病院を核とした医療体制の強化。
多額の赤字経営が続く越谷市立病院を将来にわたり守るため、私立医大などによる指定管理制度や、隣接自治体や埼玉県との広域連携による経営の可能性を調査・検討します。あわせて、市内の医療機関や薬局等との連携を強化し、地域全体で支え合う医療体制を構築します。
見えないインフラにも目を向け、
安全・安心な暮らしを守ります。
近年、老朽化した下水道管等の陥没事故が近隣自治体で発生しています。越谷市も、昭和期に整備された上下水道管の更新が課題です。市民の安全な通行と生活インフラを守るため、上下水道の計画的な点検と更新を加速します。老朽化が進む地域を優先的に把握するため、AIやデジタル技術を活用したインフラの可視化を進めるとともに、国・県からの財政支援を確保しながら、将来負担の少ない更新計画を実施していきます。